2014年7月31日木曜日

雪解けの季節の思い出 小生の釣りの原点 40㎝の春イワナ  2011年3月6日 記事

120304cocoa 3月6日(火) 雨

 ここの所の雨で、根雪が少しずつ溶けていくのを見ると 春遠からじ と感じます。

 ですが、医院にはまだインフルエンザの方が毎日数名いらっしゃいますので油断は禁物です。最近はB型インフルエンザが目立つ傾向があります。昨年ゴールデンウィーク後もB型インフルエンザが出ていましたので、外出時のマスク、手洗い、うがいはお続けください。

 先日の晴天の日曜に久々にココアと外を散歩しました。

 小さな愛玩犬は散歩不要、と本に書いてあったりしますが、喜んでいる姿を見ると、季節がよくなったらどんどん散歩に連れ出そうと思います。

 今回は魚釣りのお話です。

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 今を去ること約30年前、昭和50年代はルアー釣りはまだ一般的ではなく、道具も子供の小遣いでなかなか買えない高嶺の花でした。

釣具屋で買ったスプーンやスピナー、プラグといったルアー
は、色も形も生き餌には程遠く

「こんなもんで魚が釣れる分けねえだろ?」

と周りの連中によく言われていましたが、どんな魚が釣れるのか小生は試してみたくて仕方ありませんでした。

 そんなある日、小学校を卒業した春休みに、悪ガキ連中と近くを流れる大川の上流に自転車で朝早くから遠征し、釣りをすることになりました。これは願ってもない機会でした。

 大きな石がごろごろしている河原に到着して水面を何気なく見ると、大きな魚が動いたような…
 波の影響の錯覚かもしれませんでしたが、ものは試し、魚影が見えたあたりにスピナーを投げてみたところ、いきなり川底に引っかかってしまいました。

120306spinner 「あーあ、ルアーがもったいねぇー」

とあきらめながら竿を引いてみると、ゆっくりではあるものの引っかかったゴミ?が動きます。

 よし、回収しなきゃとリールを巻くと何やら棒のようなものが引っかかり、流れに逆らってゆらゆら動いています。

「あ、魚だ!」

びっくり仰天し、慎重に寄せてみると、冬越しで痩せてはいたものの40cmのイワナ!
 
 今まで一度も魚が釣れたためしのなかったルアーに、それまで見たこともない大きさのイワナが食いついて、手はぶるぶる、心臓ばくばく、足はがくがくでしたが、バラシもなく何とか吊り上げることができました。

 悪ガキの仲間内ではもう鼻高々!意気揚々と家に帰り、塩焼きにして食べました。

 脂っこくていまいちおいしくはなかったのですが…。
 尾びれは干して記念にとって置くつもりでしたが、近所のどら猫に食べられてしまいました。

 でもルアーでも釣れるんだなあ!それが分かっただけでも満足でした。

 今も雪解けの季節になると年思い出す、楽しくてうれしかったルアー初体験の思い出です。
120306iwana

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