今朝方は一時、豪雨を予感させる降りでした。その後も涼しい気温が続き、今のところ過ごしやすい日です。犬は散歩ができず、家の中を駆け回り大変でしたが…
今回は、尿酸値についてお話しいたします。
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大雑把にいって 尿酸値が 8 を超えたら薬で治療が必要
ただし、尿酸値が 7 以下でも痛風発作を起きることがあり、もしたとえば足の親指の付け根などが赤く腫れて痛い場合には、医者にかかること。
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尿酸とは、体内の核酸(=遺伝子の本体)が代謝されてできる、廃棄物です。
鳥類や爬虫類は尿酸と便が混じった状態で総排泄孔から排泄されますが、その中の白い物質が尿酸です。
尿酸は体内にたまると結晶化してしまい、”異物” になってしまいます。すると体内のパトロール細胞である白血球などが現場に急行し、異物を排除しようと大立ち回りを演じますがその際、耐えがたい痛みを伴います。。それが痛風発作で、文字通り、風が患部に当たるだけでも痛くなります。尿酸がたまりやすいところは、足部のほか、耳たぶなどもあり、しこり状に触れることもあります。
痛風発作の場合、医療機関では、まず痛みを抑える消炎鎮痛剤を処方し、しばらくしてから少量から血中尿酸を下げる薬を始めます。というのは急激に尿酸値を下げると、再発作が起きるためです。
尿酸が体にたまる場合には、体内で産生が過剰になる場合と、体内からの排泄が低下する場合があり、日本人では過半数が後者の排泄低下型だといわれています。
高尿酸血症は、”死の四重奏”に加わり、動脈硬化を悪化させます。 また痛風腎という腎不全を引き起こすこともあり、きちんと治療しなければなりません。
高尿酸血症は、遺伝的体質も関係しますが、基本的に生活習慣病です。内臓や魚卵といった、動物性細胞の多い食材には、
DNA = 核酸(尿酸の減量) が多く含まれています。
ビールでレバーやもつ煮を流し込んで、しめに寿司屋でイクラとウニを食べる、などという 新潟弁でいう ”ごっつぉ三昧” の生活を送っているかたは要注意です。
痛風発作を経験したことのないかたも、尿酸値が高いようでしたら医療機関にご相談ください。(http://www.dm-net.co.jp/qa1000_2/2006/04/q402_1.phpより下図を引用しました)
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