9月22日(木)
先の日曜日までは30℃以上の猛暑だったのが、今や最高気温が20℃前後と、数日のうちに寒いくらいになりました。
風邪ひきの患者さんも多く来院しています。うがい手洗いのほかに、気温に応じて長袖の着用、それと寝るときは毛布をもう1枚かけるなど、風邪の予防を心がけてください。
今年は災害が多い年です。台風15号により名古屋や関東が深刻な影響を受けました。阿賀野市のみなさまにはお変わりはないでしょうか。
今朝阿賀野川を渡りましたが、増水はしているものの、洪水とまではいかない状況にほっとしました。
9月も末となり、阿賀野市の検診の結果が判明し、送付される時期になりました。もし胃のバリウム検査で要精査となっていたら、当 うちだ内科で胃カメラをお受けください。内視鏡専門医が経鼻ファイバーを使用して検査いたします。
可能な限り 「苦痛は最小限・診断は正確に」 をモットーとしております。
※ なお 当院にかかったことのある方は、電話にて胃カメラの予約も可能です。詳しくは 0250-61-2020 までお電話ください。
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さて、本日は 家を建てたとき、棟上げ式で行う 「もちまき」 について取り上げてみました。
えびせんの小袋やビニール袋に小分けされた紅白の餅、こよりのついた五円玉などを建物の骨組みの上から、施主がパーッと撒き、近隣の人々がそれを拾って福をおすそ分けしてもらう、という行事が もちまき でした。
在郷で育った小生は、かなり遠方の部落まで自転車に乗って、もちまきに行ったもので数少ない田舎の娯楽行事と感じていました。
先日、新聞に 今どき 「もちまき」 は見ていて不快な浅ましい行事だ、という投書が載っていました。
そうですね。
確かに、体格にものを言わせて、大人が子供を押しのけて、すみ餅(東西南北の角にお供えした、大きめの丸餅)を取ったり、すばしっこさに分のある子供が、大人からお菓子をかすめ取ったり…。
言われてみれば、平成の世にはそぐわない、浅ましい行事かもしれません。
ただ、小生が記憶してい 「もちまき」 では、大人といっても 「かあちゃん、じいちゃん、ばあちゃん」 の ”3ちゃん” がほとんどでした。
仕事を休んだ大の男が、子供を押しのけてまで目を血走らせて餅を拾っている、殺伐とした場面は記憶にありません。
時代的に、成人男性は仕事が忙しかったのだろうし、参加者は大半が小学生で、思春期にはいった年頃の中高生はみあたりませんでした。
つまり、昔の もちまき は、年寄と女子供の娯楽的なものではなかったか、と思います。
不況が長引き、地域のつながりも薄くなってしまった昨今ですが、郷愁をさそう、年寄と女子供の 「もちまき」 は細々と続いていて欲しいというのが、小生の思いです。
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