2014年7月27日日曜日

年内に通読できるか? 文庫 ローマ人の物語 全40巻 塩野七生 著  2011年7月16日 記事

 暑い毎日が続いております。でも朝夕は少し涼しく盛夏にも秋の息遣いが感じられるような気がします。

 本日は 塩野七生著 ローマ人の物語 文庫全40巻 について書きました。まだ半分も読んでいませんが (^_^;) …

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 高校時代は理系クラスでしたが、世界史、それもギリシア、ローマ時代の授業が楽しみでした。理由ははっきりわかりませんが、担当の先生の巧みな弁舌によるところが大きかったのかもしれません。

 小生の愛読する開高健のエッセイにもきらりと光るラテン語の成句がちりばめてあったりして、成人してからもNHKのドキュメンタリー番組で海外の博物館の特集などがあると、ついつい見てしまいますし、ギリシア=ローマ時代(レスリングのグレコローマンの語源だそうです)の遺産の考古学写真集なども一時持っていました。

 先日古本屋で 以前から欲しかった 「塩野七生 著 文庫版 ローマ人の物語 全40巻」 を発見、即 大人買いしてしまいました。

 ことわざにも ”ローマは一日にしてならず” ”全ての道はローマに通ず” ”郷に入らば郷に従え” などローマ帝国関係には有名なものがすぐ思いつきます
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 仕事と家事の合間にちょっとずつ読んでいますが、ギリシアとローマの歴史を交錯させたり、アレキサンダー大王とハンニバル、そしてカエサルなどの描写が活劇を見るように生き生きとしていて、かつ塩野流の脚色もあり、読みやすくそれでいてわかりやすい。

 ページを繰るごとに 「教養」 に直接触れているような知的満足感があります。

 ただ、英雄の活躍する古代はいろいろ楽しい想像も膨らみますが、ローマ帝国が全盛期を過ぎ徐々に衰亡に向かっていくところは面白いのかどうか。急がず焦らず年内に全巻通読し味わってみたいと思っています。

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