2014年7月26日土曜日

目からウロコの熱中症対策 平成23年7月4日クローズアップ現代 どう防ぐ“節電熱中症”を見て 2011年7月5日 記事

 昨日は大雨の中、定期受診してくださった患者様、お疲れの出ませんように。
 本日もぐずついた曇り空が続いています。みなさま風邪、食中毒にご注意ください。

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110705necchu_2 さて、季節柄、熱中症の話題が連日メディアに登場しています。
 電力供給不足により今年は例年よりも、熱中症が増加すると予想されていますが、7月4日のクローズアップ現代に熱中症予防のヒントが放映されていました。











上の図は以下から引用させていただきました。http://blogs.yahoo.co.jp/discoverybun/38171302.html


 血液は全身を循環し、体温を一定にする働きを持っています。寒いときには手足を温め、暑いときには体にたまった熱を逃がすというのが、そのヒントです。

 冬の寒いときは血の巡りを良くすることにみな熱中しますが、夏になると忘れてしまいますよね。

 高齢者は血液量が少ないため脱水~熱中症にかかりやすい体になっていますが、血液量を増やせば、それだけ体の熱を逃がす効率が高くなります。
  
 そこで、「血液量を増やす」 = 「血中の水分保持機能を担うアルブミンを増やして、血管内に水分を留める」 という発想で、

体内のアルブミン合成をうながすために、

朝の涼しいうちにウォーキングなど軽い運動を行い、
直後に牛乳やヨーグルトを摂取する のだそうです。

 この簡単な方法で、5%血液量を増やした60代の方が番組で紹介されていました。

 いやあ、アルブミンなんて、肝硬変の患者さんのむくみを取るのに点滴したり、普段の
血液検査でも日常的になじんでいるタンパク質なのに、高齢者の血液量をアルブミンで増やそうなんて発想は、全く盲点でした、いやはや脱帽。
110705natsu

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