2014年8月3日日曜日

1分で知る豆医学 血圧① 朝の急上昇は注意 朝日新聞 平成24年8月21日(火) 生活面・医療    2012年8月21日 記事

120821koshien 8月21日(火) 晴

 お盆明けから猛暑続きですが、みなさまは熱中症には、なっておられませんでしょうか。

 炎天下の屋外で、大汗をかいた時には水やお茶に一つまみの塩を加えて飲むようにしてください。水だけ飲んでいると、汗で失われた血液中のナトリウムが薄まってしまい、”水中毒”(医学的には低ナトリウム血症) という状態になり、吐き気やだるさが出現してしまいますので…

 先日、甲子園球場を訪れ、新潟明訓 対 県立岐阜商業 の試合を観戦してきました。

 炎天下、人ごみに並んでやっと入場できた高校球児の聖地、甲子園には伝統の重みを感じさせられ、やはり行ってみてよかったと感じました。

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 本日は朝日新聞の記事をピックアップしました。

 血圧管理には医師も頭を悩ませることが多いのですが、24時間血圧計 があれば、ライフスタイルに合ったアドバイスも可能になるとのこと。当院での導入も検討しようと思います。

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 1分で知る豆医学 血圧① 朝の急上昇は注意

 家庭用血圧計が普及し、毎日測っている人は多い。

 家庭での上の血圧が135mmHg以上か、下の血圧が85mmHg以上だと高血圧の疑いがあり、医師に診てもらった方がいい。でも血圧は一日中一定ではない。

自治医科大学の苅尾七臣教授は

早朝や夜間に血圧が高いと、脳卒中などのリスクが高まる

という。

 朝に血圧が急に上がるのが早朝高血圧。苅尾教授らが高齢者約500人を平均41か月追跡した調査では、上の血圧が就寝前よりも早朝が20mmHg以上高くて、朝夕の平均が135mmHg以上の人は、正常血圧の人に比べて脳卒中リスクが6.6倍も高かった。

 睡眠中に上がる夜間高血圧もある。睡眠時無呼吸症候群が関係しているとみられる。

 逆に昼間に上がる人もいる。仕事中に職場のストレスなどによって血圧が高くなる職場高血圧だ。

 このような変動を調べるのが 24時間血圧計早朝高血圧ならば、朝に効果が出るよう、寝る前にも薬を飲むなど、高血圧のタイプに応じた治療ができる。

 24時間高血圧計は高血圧に詳しい病院や診療所で普及してきた。必要な患者は公的医療保険で検査が受けられる。                               (浅井文和)

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