2014年8月11日月曜日

噛む① 弥生人は今の数倍 1分で知る豆医学 朝日新聞平成25年5月28日(火)    2013年5月28日 記事

5月28日(火) 晴れ

 ここのところ、日中は気温が25℃を超え、暑いと感じる日が続いています。感染性胃腸炎の方の来院が目立ちます。

 今朝の朝刊で、噛むことが健康につながるという記事を目にとめました。
 
以前、ダイエットには1口30回噛むことが大切 と当ブログ記事に取り上げていましたが、長年数多く噛むことで、老後に要介護となる割合が減少することも確かめられたという内容でした。

 鯨飲馬食、食べ物をよく噛まず飲み込んでいると、肥満や生活習慣病にかかり、老後に合併症が多くなる、ということなのでしょうね。

 1口30回噛むこと をまたこれから強調して生活指導を行おうと思います。

関連記事: 2011年6月: ダイエット 6月9日のNHKためしてガッテン: 一口30回噛んで脳内ヒスタミンを増やす → 満腹中枢が刺激され食欲がストップ!http://utida-naika.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/06/69nhk30_0067.html

2011年9月: ダイエットの基本は一口30回噛んで食べること = NHKためしてガッテン(6月8日放送) 再掲:医学が認めた!食欲をコントロールできる技http://utida-naika.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/09/30nhk68_05e3.html

2013年6月 噛む ② 食欲を抑える働きも 1分で知る豆医学 医療 朝日新聞平成25年6月4日(火) http://utida-naika.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/06/post_28f7.html

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1分で知る豆医学 医療面 朝日新聞 平成25年5月28日(火)

噛む ① 弥生人は今の数倍

 「卑弥呼のメニュー」を食べた。

 鮎の塩焼き、長芋の煮物、炒ったクルミ、玄米ご飯…。和洋女子大の柳沢幸江教授が、弥生時代の人たちが食べたとされる献立を再現してくれた。

 もとにしたのは、元神奈川歯科大教授の齋藤滋さんが食文化研究家とともに、過去の文献から復元したメニューだ。手に入りにくい素材は一部代用した。やはり歯ごたえがある。

 一緒に食べた女子大生を柳沢さんが分析したら、食べるのに平均41分かかり、約2270回噛んでいた。対照的に、現代食の例として用意したチキンカレーライスとブロッコリーサラダの食事では平均17分、咀嚼(そしゃく)は約760回だった。

 少し違うメニューで斉藤さんたちが以前分析した結果だと、弥生時代は1食の咀嚼回数3900回以上、現代は圧倒的に噛んでいない

 咀嚼(そしゃく)は、食べ物を飲み込みやすくするための動作。

 国立保健医療科学院の守屋信吾研究官らが北海道の高齢者約800人で調べたら、

噛む能力が低い人は良好な人に比べ、5年後に要介護となる確率が1.8倍高かった

 よく噛めるかどうかは口だけでなく、全身の健康度の差にもかかわってくる。 (田村建二)

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