2014年8月7日木曜日

やせ形に多い気胸 1分で知る豆医学 呼吸② 朝日新聞 平成24年12月4日(火)   2012年12月4日 記事

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12月4日
 
 昨日の好天がウソのような雨の朝です、残念。

 昨日、お日様に誘われて久しぶりに散歩してみると、薄紫色の冬の山が印象的でした。

 さて、火曜日の健康記事連載、今回は気胸です。
 
痩せた若い男性に多い、という病気で、幸か不幸か中年でメタボ予備軍体型の小生自身にはあまり関わりのない病気ですが…
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 お笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之さんが発症して話題になった自然気胸。肺に穴が開き、空気が漏れてしまうこの病気、私も経験している。

 突然の胸痛に続く呼吸の苦しさに襲われたのは、大学受験を目指して浪人中の19歳の頃だ。内視鏡で肺の穴を縫い合わせるなどの手術を受けた。

 日本胸部外科学会によると手術数は年間1万2000件ほど。やせ形の若い男性が多い。身長の伸びに肺の発育が追い付かず、上下に引っ張られ表面が薄くなる。そこに風船状をした肺嚢胞(ブラ)が出来て破れる。このブラが気胸の原因だ。

 なぜブラができ、破れるのか、はっきりしない。日産厚生会玉川病院(東京都)の栗原正利・気胸研究センター長はストレスも原因に挙げる。

 「学生はテスト前後に起きるケースが非常に多い」 という。

 気候との関係にも注目が集まる。

 栗原さんが2005年~2010年に発症した951回(669人)の自然気胸を調べたら、2日連続の大気圧の低下で発症のリスクが高かった。

 台風は要注意。一度発症した人は、気圧の変動を伴うダイビングなどは避けた方が無難という。 (武田耕太)

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