2014年8月10日日曜日

元気のひけつ あなどれない春の紫外線対策 顔の日焼け止めは2粒分 平成25年4月6日(土) 朝日新聞 be on Saturday   2013年4月6日 記事

4月6日(土) 晴れ

 気持ちのいい晴れた日ですが、午後から ”爆弾低気圧” による嵐の予報です。

 昨年の春の嵐のときには、医院の建物にも破損個所が出来たりしましたので、台風並みの強風と聞いて不安になっています。

 新聞に紫外線対策の記事がありました。

 学生時代、直射日光下を平気でランニング、サイクリング等していたので、鏡を見るとシミだらけです。生まれつき造作はよくない小生のツラですが、日焼け止めを塗っておけば、今の見苦しさが少しは軽減したかもしれません…

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以下記事
元気のひけつ 侮れない春の紫外線への対策 顔の日焼け止めは2粒分

 暖かくなりました。薄着でレジャーに出かけたくなりますが、日焼け対策も忘れずに。春の紫外線は侮れません。

      ☐       ☐

 紫外線が人体に及ぼす影響を示す指標 「UVインデックス」 を気象庁がウェブサイトで公表している。

 紫外線は、太陽が高くなるほど強くなる傾向がある。1日のピークは正午、季節なら夏だ。ただ、春も決して弱くはない。

 昨年4月半ばのUVインデックスは、西日本を中心に 「中程度」 から 「強い」 。日中はできるだけ日陰に入るといった対策が推奨されるレベルだ。

 東京慈恵会医科大学第三病院の上出良一教授(皮膚科)は以下のように指摘する。

 「春先は外出が増え、肌を露出した格好も多くなる。冬の間に白くなった肌は、紫外線に対する備えがない。人々の防御の意識もまだ薄く、春は紫外線の影響を受けやすい

 日中に長時間外で過ごすレジャーは要注意だ。

 紫外線は、シミやシワを悪化させる。最も怖いのは皮膚がん。日本人は比較的なりにくいが、寿命が延び高齢になって皮膚がんにかかる人は増加傾向にある。

 赤くはれるような激しい日焼けは避けよう。日陰を歩き、帽子をかぶり、長袖を着る。隠せないところは日焼け止めを

 ただ、「あまり神経質にならないように。顔全体を覆って傘をさして自転車に乗るのは、交通事故の方が心配」 と上出氏。

 骨を強くするビタミンDの生成にも、日光浴は欠かせない。過度な防御は無用だ。

 とはいえ、美白も目指したい。カネボウ化粧品の松江浩二主任研究員によると、1年で肌が最も白くなるのが2~3月。4~5月も冬より白いという。松江氏いわく

 「紫外線が強くなる時期と肌の色が黒くなる時期は少しずれている。油断しがちなこの時期からしっかり防御を」。
                                 以下の図はクリックすると拡大します。
130406_asahi_uv       ☐       ☐

 紫外線は、直射日光を避けても空気中のちりなどに反射して四方八方から降り注ぐ。日傘だけでは防ぎきれず、日焼け止めも上手に活用したい。

 日焼け止めの指標 「SPF」 は、肌の表面を傷つけ赤くするUVB波を防ぐ能力を示し、「PA」 は肌の奥まで届いて黒くするUVAはを防ぐ能力を表す。日焼け止めを使わない場合と比べ、日焼けが始まる時間をどれだけ引き延ばせるかを示す値だ。松江氏によれば

 「赤くなる日焼けを防ぐだけなら、SPF20でも十分。将来的な肌の老化も防ぎたいのなら、より高いものを使うのが確実」。

 日焼け止めの主な材料は、紫外線を吸収して熱に変換する油と、紫外線を跳ね返す粉。値が高くなるほど量も増える。

 SPFやPAは1平方センチメートル当たり2mgを使うことを想定している。市販の25g入りを全身に塗る場合なら、1回で使い切る量だ。顔だけの場合は、パール(真珠?)2個分。2回に分けてしっかり重ね付しよう。     (下司佳代子)

インフォメーション

 気象庁のウェブサイトhttp://www.jma.go.jp/jp/uv/からは、その日の紫外線の予測分布図を見ることができる。専門家が編集した環境省の 「紫外線環境保健マニュアル2008」http://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_manual.htmlは紫外線の影響や防御法をイラスト付きでわかりやすく紹介している。
以上記事  

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