11月19日 (月) 晴れ
先週末、はやばやとタイヤをスタッドレスに交換しました。これで急な雪でも安心して通勤できます。
新聞でインフルエンザの記事が載っていましたので早速アップしました。
小生のインフル対策としては、1日1回ヨーグルトを食べることを今後もつづけようと思います。すでに当ブログで取り上げたように、複数のメディアでヨーグルトが体内の免疫力を増強するという報告がなされていますので…
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朝日新聞be 今さら聞けないプラス
インフルエンザ 取りや豚の中で変異し人に感染
本格的な寒さが続くようになりました。そろそろインフルエンザにも注意が必要な季節です。ワクチン接種をもう済ませた人もいると思いますが、今年はどんな型がはやるのでしょうか。2009年のように記憶に残る新型が現れることはもうないのでしょうか。
真冬から春先にかけての流行のピークを迎える季節性インフルエンザ。大きく分けてA、B、C型の3種類があります。患者の7割がかかるA型は、例年1月にピークが来ます。その後2月中旬~3月にはB型にかかる人が多く出ます。C型は主に幼児に感染しますが、症状がほとんどありません。
流行に向け、ワクチン接種は10月から始まっています。その中身は毎年変わっています。
1つのワクチンの中には、A型2種類とB型1種類に効くワクチンの計3種類が混ざっています。世界保健機構(WHO)が前年に流行したウイルスの種類を分析したうえで、世界に推奨する翌年のワクチンの組み合わせを決めています。WHOの情報から、国内のワクチンをどうするかは、政府が決定しています。
今年はB型が大きく変わりました。B型は、ウイルスの遺伝子の系統で 「ビクトリア」 と 「山形」 の2種類に分かれますが、過去3年はビクトリアに効くワクチンが選ばれて来ました。
ビクトリアに効くワクチンを打ち続けた結果、山形の免疫を持っている人が少なくなったので、山形に変えることになったのです。でもいったん流行したら免疫がない多くの人多ぢで大流行してしまう可能性が考慮されました。
□ □
季節性の他に、皆さん御存知なのが新型インフルエンザ。2009年に 「H1N1」 という新型が大流行しました。 「もうないだろう」 と思っては間違いです。
今まで人間に流行していない 「新型」 はA型で発生します。
A型は、人間の他にも鳥や豚などにも感染します。他の動物に感染し、増殖する課程でウイルスがもつ8本の遺伝子が少しずつ変化します。これを 「変異」 と言い、変異を起こすうちに、人間同士でも感染できるような遺伝子に近づいていくと考えられています。
新型は10年~40年程度の周期で発生すると言われています。過去には世界中で4000万人が死亡したこともありました。
□ □
次に現れる種として懸念されているのが 「H5N1」 という型の鳥インフルエンザです。鳥に接触した人への感染が2003年から確認され、これまで世界で608人が発症し、359人が死亡しました(2012年9月現在)。
感染すると発熱、呼吸器症状、多臓器不全などの重篤な症状を起こします。でも、まだ人間同士の間での感染は確認されていません。ヒトの間での爆発的な流行が何年後になるか、そもそも爆発的感染が起きるかどうかも、まだわかりません。人間同士の感染は起こらない可能性が高いという意見もあります。
米国では11年8月以降、豚と接触したヒトが 「H3N2」 という型のウイルスに感染しています。これまでに307人が発症し、うち1人が死亡しました。患者の大半は子供で、幸いにも軽症の患者が多いようです。
こうした未知の新型に備えるには、私たち個人はどうすれば良いのでしょうか。
インフルエンザに詳しい、国立感染症研究所感染症情報センターの 安井良則主任研究官 に尋ねたら、答えは意外に簡単でした(小生注: というか拍子抜けといった感じ (^_^;))。
対策は
「季節性と同じ。よく寝て規則正しい生活をすることで、免疫力を上げることが重要」
だそうです。もちろん手洗いを心がけ、せきやくしゃみが出る時はマスクを着用することなども有効です。 (森本未紀)
下図はクリックすると拡大します。

新聞でインフルエンザの記事が載っていましたので早速アップしました。
小生のインフル対策としては、1日1回ヨーグルトを食べることを今後もつづけようと思います。すでに当ブログで取り上げたように、複数のメディアでヨーグルトが体内の免疫力を増強するという報告がなされていますので…
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朝日新聞be 今さら聞けないプラス
インフルエンザ 取りや豚の中で変異し人に感染
本格的な寒さが続くようになりました。そろそろインフルエンザにも注意が必要な季節です。ワクチン接種をもう済ませた人もいると思いますが、今年はどんな型がはやるのでしょうか。2009年のように記憶に残る新型が現れることはもうないのでしょうか。
真冬から春先にかけての流行のピークを迎える季節性インフルエンザ。大きく分けてA、B、C型の3種類があります。患者の7割がかかるA型は、例年1月にピークが来ます。その後2月中旬~3月にはB型にかかる人が多く出ます。C型は主に幼児に感染しますが、症状がほとんどありません。
流行に向け、ワクチン接種は10月から始まっています。その中身は毎年変わっています。
1つのワクチンの中には、A型2種類とB型1種類に効くワクチンの計3種類が混ざっています。世界保健機構(WHO)が前年に流行したウイルスの種類を分析したうえで、世界に推奨する翌年のワクチンの組み合わせを決めています。WHOの情報から、国内のワクチンをどうするかは、政府が決定しています。
今年はB型が大きく変わりました。B型は、ウイルスの遺伝子の系統で 「ビクトリア」 と 「山形」 の2種類に分かれますが、過去3年はビクトリアに効くワクチンが選ばれて来ました。
ビクトリアに効くワクチンを打ち続けた結果、山形の免疫を持っている人が少なくなったので、山形に変えることになったのです。でもいったん流行したら免疫がない多くの人多ぢで大流行してしまう可能性が考慮されました。
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季節性の他に、皆さん御存知なのが新型インフルエンザ。2009年に 「H1N1」 という新型が大流行しました。 「もうないだろう」 と思っては間違いです。
今まで人間に流行していない 「新型」 はA型で発生します。
A型は、人間の他にも鳥や豚などにも感染します。他の動物に感染し、増殖する課程でウイルスがもつ8本の遺伝子が少しずつ変化します。これを 「変異」 と言い、変異を起こすうちに、人間同士でも感染できるような遺伝子に近づいていくと考えられています。
新型は10年~40年程度の周期で発生すると言われています。過去には世界中で4000万人が死亡したこともありました。
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次に現れる種として懸念されているのが 「H5N1」 という型の鳥インフルエンザです。鳥に接触した人への感染が2003年から確認され、これまで世界で608人が発症し、359人が死亡しました(2012年9月現在)。
感染すると発熱、呼吸器症状、多臓器不全などの重篤な症状を起こします。でも、まだ人間同士の間での感染は確認されていません。ヒトの間での爆発的な流行が何年後になるか、そもそも爆発的感染が起きるかどうかも、まだわかりません。人間同士の感染は起こらない可能性が高いという意見もあります。
米国では11年8月以降、豚と接触したヒトが 「H3N2」 という型のウイルスに感染しています。これまでに307人が発症し、うち1人が死亡しました。患者の大半は子供で、幸いにも軽症の患者が多いようです。
こうした未知の新型に備えるには、私たち個人はどうすれば良いのでしょうか。
インフルエンザに詳しい、国立感染症研究所感染症情報センターの 安井良則主任研究官 に尋ねたら、答えは意外に簡単でした(小生注: というか拍子抜けといった感じ (^_^;))。
対策は
「季節性と同じ。よく寝て規則正しい生活をすることで、免疫力を上げることが重要」
だそうです。もちろん手洗いを心がけ、せきやくしゃみが出る時はマスクを着用することなども有効です。 (森本未紀)
下図はクリックすると拡大します。
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