2014年8月3日日曜日

1分で知る豆医学 血圧④ 型で異なる治療薬 朝日新聞 平成24年9月11日(火) 生活面・医療   2012年9月11日 記事

120911kinkan_2  9月11日(火) 曇

金柑の花が咲きました。

いままで日陰に植えてあり、毎年冬越しすると枯れて茶色くなった部分が多くなっていて、生き延びたのが不思議なくらいでした。

今年春に鉢に移していっぱいお日様に当たるようにしたら、葉も増えてかわいい花まで咲きました。

七転び八起きってこういうことなのかな、忍耐強い生命力にちょっと感動しました。いままで悪い環境においててごめん。

今日も朝日新聞の血圧記事続きです。

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(以下本文)

「高血圧にはギュウギュウ型パンパン型があります」

 東京都健康長寿医療センター顧問の桑島巌医師(循環器内科)は高血圧をわかりやすく説明するためにこんな言い方をする。

 ギュウギュウとは、血管が狭くなって血圧が高まるタイプ。

 水が流れるホースをぎゅっと絞るような状態だ。血管を収縮させる物質が働いて起きる。

 一方、パンパン型血管内の水の量が増えて血管の圧力が増すタイプ。風船に水がいっぱい入ってふくれているような状態だ。塩分が濃くなった血液を水で薄めようとして起きる。

 日本人の高齢者はパンパン型が多い とみられる。若いときにギュウギュウ型だったのが、年齢を重ねてパンパン型になることが多い。

 二つの型は治療の違いにもつながる。

 ギュウギュウ型には、血管を広げる作用がある薬が向いている。

 パンパン型には、水分を体外に出す利尿薬が向く。

 「薬を飲んでいるのに血圧がうまく下がらない」

という患者の相談をよく受ける桑島医師いわく

「高血圧の方と薬が合っていない可能性があります」
                                           (以上)

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