12月7日(土) みぞれ
予報では今日明日は降・積雪がみられるとのこと、いよいよ冬本番です。医院の窓から見える五頭山も雪でうっすら白くなっています。今年も大雪になりませんように。
医院にはカゼの症状の方は多く来院しますが、まだノロウイルスによる胃腸炎や、インフルエンザの方はいないようです。マスクとうがい、手洗いを励行しましょう。あと、ヨーグルトも毎日食べてみてはいかがでしょうか…
(当ブログ記事参照
「ヨーグルトでインフルエンザ予防」の記事で ヨーグルト売り切れの店が続出!? http://utida-naika.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/02/post_4b6e.html
がん・細菌…脅威を討て ~ 体の免疫システム・ 乳酸菌 R-1ヨーグルトの話題も 平成24年9月6日(木) 新潟日報朝刊 22面http://utida-naika.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/09/22_f9bb.html )
もう過去のニュースになりますが、平成25年5月、プロスキーヤーの三浦雄一郎さんが80歳でエベレスト登頂を果たし、世界を驚かせました。
同氏は数年前から深夜放送の 「ゴマが原料」 の健康食品の宣伝に出演していらっしゃいました。
病院当直の際、TVを見て、へえ、ゴマが体にいいのか…と思っていましたが、今朝の新聞にゴマの老化防止の記事が載っていました。
なるほど、三浦さんが80歳でも40歳代の体力を維持できていたのは、ゴマのおかげかも…?
とりあえず小生もゴマは好物なので、毎日少しずつ食べたいと思います。
***********************
元気のひけつ 抗酸化作用で老化を防止するゴマパワー 朝日新聞be 平成25年12月7日(土)
ゴマはお好きですか?ごますりやごまかしはいかがでしょうか?人間関係はさておき、食べるゴマの方は健康増進に有効なようです。
□ □
私たちが食べているのは、ゴマという植物の種の部分。食品分類ではナッツと同じ。半分は脂質で、タンパク質、炭水化物、食物繊維も入っている。栄養豊富、でもカロリー高そう?
ゴマ科学会前会長の福田靖子さんはにっこり笑ってこう言う
「ゴマの脂質は、8割がリノール酸とオレイン酸で体に必要な油。加工油が多いお菓子を食べるより、ずっと健康的!」
注目したいのは、ゴマリグナンという成分だ。10種類が知られ、セサミン、セサモリン、セサミノールの3つが代表的。体を傷つける活性酸素を抑える抗酸化作用があることが、ここ30年来の日本を中心とした研究で明らかになってきた。
たとえば老化防止。
早く老化が進むマウスに7ヶ月間、ゴマを食べさせると、ゴマを食べていないマウスより目の充血や、毛並みなどが良く、若さが保たれることが分かった。またラットの実験では、セサミンやセサミノールをエサに混ぜると、肝機能が高まった。
1985年からセサミン研究に取り組む(小生注:酒造・食品会社の)サントリーが人で行った実験では、健康な男性がセサミンを摂ってから20分運動すると、摂らなかった男性より血液中の過酸化脂質が少ないという結果が出た。関連会社商品企画部の北原和秋さんは語る。
「運動で活性酸素が増えても、脂質の酸化をセサミンが邪魔する。老化防止と同じメカニズム」
(ゴマリグナンには他にも血中コレステロール値の低下やアルコール分解の促進(二日酔い予防)といった効果が報告されている。
ゴマは油にしても酸化しにくく、あげた食品の劣化を防ぐ。
前出のゴマ科学会の福田さんによると、
大豆油、菜種油は60℃で20日ほど保存すると、酸化して重さが6%増えるが、煎りゴマを搾った油は50日過ぎても同じ重さだという。クルトンを上げて保存する実験でも、コーン油より焙煎ゴマ油の方が、圧倒的に酸化が遅かった。
全国の天ぷら専門店へのアンケートでは、45.8%がゴマ油を使っていると回答した。
「香りが良く、揚がりがカラッとする」のが特徴だ。
□ □
福田さん推薦の食べ方は、ごまかしとゴマすりだ。
「古代中国の薬書 『神農本草経』 には、久しく服用すると軽身不老、とあります。毎日少しずつ、長く食べ続けるのがいい」
日々の食事にスプーン1杯のごまを足して、「ゴマ化」 しよう。
殻が硬いので、摺ったほうが吸収がいい。食べる都度に炒ると香りが良く、料理に合わせた加減も出来る。ゴマ油を食卓に常備するのもお薦め。
「お味噌汁に1滴、サラダ1滴、垂らすと世界が広がりますよ」 とい福田さん。 (冨岡志穂)
インフォメーション
種皮は黒、白、金と3種あるが、ゴマリグナンの量に大差はない。
福田さんの著書
「科学で開く ゴマの世界」(建帛社)
でゴマの歴史や、上手な煎り方などが詳しく分かる。
ゴマ油レシピや天ぷらのおいしい揚げ方などは、ゴマ油メーカー
「竹本油脂」のホームページが充実しているhttp://www.gomaabura.jp/recipe/index.php
記事 以上
医院にはカゼの症状の方は多く来院しますが、まだノロウイルスによる胃腸炎や、インフルエンザの方はいないようです。マスクとうがい、手洗いを励行しましょう。あと、ヨーグルトも毎日食べてみてはいかがでしょうか…
(当ブログ記事参照
「ヨーグルトでインフルエンザ予防」の記事で ヨーグルト売り切れの店が続出!? http://utida-naika.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/02/post_4b6e.html
がん・細菌…脅威を討て ~ 体の免疫システム・ 乳酸菌 R-1ヨーグルトの話題も 平成24年9月6日(木) 新潟日報朝刊 22面http://utida-naika.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/09/22_f9bb.html )
もう過去のニュースになりますが、平成25年5月、プロスキーヤーの三浦雄一郎さんが80歳でエベレスト登頂を果たし、世界を驚かせました。
同氏は数年前から深夜放送の 「ゴマが原料」 の健康食品の宣伝に出演していらっしゃいました。
病院当直の際、TVを見て、へえ、ゴマが体にいいのか…と思っていましたが、今朝の新聞にゴマの老化防止の記事が載っていました。
なるほど、三浦さんが80歳でも40歳代の体力を維持できていたのは、ゴマのおかげかも…?
とりあえず小生もゴマは好物なので、毎日少しずつ食べたいと思います。
***********************
元気のひけつ 抗酸化作用で老化を防止するゴマパワー 朝日新聞be 平成25年12月7日(土)
ゴマはお好きですか?ごますりやごまかしはいかがでしょうか?人間関係はさておき、食べるゴマの方は健康増進に有効なようです。
□ □
私たちが食べているのは、ゴマという植物の種の部分。食品分類ではナッツと同じ。半分は脂質で、タンパク質、炭水化物、食物繊維も入っている。栄養豊富、でもカロリー高そう?
ゴマ科学会前会長の福田靖子さんはにっこり笑ってこう言う
「ゴマの脂質は、8割がリノール酸とオレイン酸で体に必要な油。加工油が多いお菓子を食べるより、ずっと健康的!」
注目したいのは、ゴマリグナンという成分だ。10種類が知られ、セサミン、セサモリン、セサミノールの3つが代表的。体を傷つける活性酸素を抑える抗酸化作用があることが、ここ30年来の日本を中心とした研究で明らかになってきた。
たとえば老化防止。
早く老化が進むマウスに7ヶ月間、ゴマを食べさせると、ゴマを食べていないマウスより目の充血や、毛並みなどが良く、若さが保たれることが分かった。またラットの実験では、セサミンやセサミノールをエサに混ぜると、肝機能が高まった。
1985年からセサミン研究に取り組む(小生注:酒造・食品会社の)サントリーが人で行った実験では、健康な男性がセサミンを摂ってから20分運動すると、摂らなかった男性より血液中の過酸化脂質が少ないという結果が出た。関連会社商品企画部の北原和秋さんは語る。
「運動で活性酸素が増えても、脂質の酸化をセサミンが邪魔する。老化防止と同じメカニズム」
(ゴマリグナンには他にも血中コレステロール値の低下やアルコール分解の促進(二日酔い予防)といった効果が報告されている。
ゴマは油にしても酸化しにくく、あげた食品の劣化を防ぐ。
前出のゴマ科学会の福田さんによると、
大豆油、菜種油は60℃で20日ほど保存すると、酸化して重さが6%増えるが、煎りゴマを搾った油は50日過ぎても同じ重さだという。クルトンを上げて保存する実験でも、コーン油より焙煎ゴマ油の方が、圧倒的に酸化が遅かった。
全国の天ぷら専門店へのアンケートでは、45.8%がゴマ油を使っていると回答した。
「香りが良く、揚がりがカラッとする」のが特徴だ。
□ □
福田さん推薦の食べ方は、ごまかしとゴマすりだ。
「古代中国の薬書 『神農本草経』 には、久しく服用すると軽身不老、とあります。毎日少しずつ、長く食べ続けるのがいい」
日々の食事にスプーン1杯のごまを足して、「ゴマ化」 しよう。
殻が硬いので、摺ったほうが吸収がいい。食べる都度に炒ると香りが良く、料理に合わせた加減も出来る。ゴマ油を食卓に常備するのもお薦め。
「お味噌汁に1滴、サラダ1滴、垂らすと世界が広がりますよ」 とい福田さん。 (冨岡志穂)
インフォメーション
種皮は黒、白、金と3種あるが、ゴマリグナンの量に大差はない。
福田さんの著書
「科学で開く ゴマの世界」(建帛社)
でゴマの歴史や、上手な煎り方などが詳しく分かる。
ゴマ油レシピや天ぷらのおいしい揚げ方などは、ゴマ油メーカー
「竹本油脂」のホームページが充実しているhttp://www.gomaabura.jp/recipe/index.php
記事 以上
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