10月20日(金) 晴れ
今朝は晴れて気温11℃と冷え込みました。
風邪患者の来院が毎日多く来院されます。うがい・手洗いをお忘れなく、、またインフルエンザの
予防接種もお早めに。
高齢者の死因 第3位の肺炎(1位がん、2位心疾患)をワクチンで予防しようという記事が新聞に載っていました。
特に65歳以上のシニアの方にはお読みいただきたいと思いアップしました。
もし阿賀野市近隣にお住まいで、肺炎球菌ワクチンの接種をご希望の方がいらっしゃいましたら、うちだ内科医院 電話0250-61-2020 までお問い合わせ下さい。
*************************
以下記事
肺炎死者 年12万5000人
日本での死因のうち、肺炎が約60年ぶりに3位になったことが、厚生労働省の人口動態統計(概数)でわかった。
昨年の全国の死者数はがんが1位、心疾患が2位。次いで肺炎は約12万5千人で、増加が著しく脳血管疾患を約900人上回った。。
肺炎は高齢者ほどかかりやすく重症化しやすい。
人口の高齢化で今後も肺炎の死亡が増え続けると予想されている。日本は1981年から1位となっているがん、心疾患、脳血管疾患の3大死因の時代から、それらに肺炎を加えた4大死因の時代に入った。
97%が65歳以上、高齢化で増加
肺炎になれば余分の医療費もかかる。予防が肝心だ。その方法を日本医大呼吸器ケアクリニックの木田厚瑞所長に聞いた。
肺炎は肺胞に炎症が起きるありふれた病気である。年代別の肺炎死者数は97%が65歳以上で、歳をとるほど肺炎の死亡率が急激に上がり、「高齢者の最大の敵」といえる。
年中発生、風邪軽く見ない
本田所長は指摘する。
「人は歳とともに気管支の防御能が低下する。高齢者は栄養状態も悪くなっており、息苦しさや胸痛をなかなか訴えてくれない。風邪くらいと軽く見ていると肺炎を起こし、急激に悪化する」
高齢者の死後の解剖では肺炎は4割にみられ、全体の2割は肺炎が死因になっているという。死因の1位、2位を占めるがんと心臓病の患者も末期になると体力が落ちて肺炎を併発しやすくなる。
口の中の細菌が気管支に流れ込む誤嚥性肺炎も要注意だ。
高齢者は咳をしても異物を外に出すことも十分に出来ない。
インフルエンザ流行時には肺炎も増える。このため、冬の病気と思いがちだが、肺炎による死亡は夏も冬の7~8割はあり、年中発症している。
本田所長は肺炎予防の6箇条と提言する。
まず挙げるのは、規則正しい健康的な生活だ。
食事をよく摂って栄養を確保し、寝不足を避ける。
たばこを吸うと風邪を引きやすい。禁煙は是非必要だ。
食べたものが肺に流れ込まないよう、誤嚥を防ぐのも欠かせない。よく歯磨きをして口の中を清潔にしておくことも肺炎の予防につながる。
喘息や糖尿病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの患者は持病をしっかり治療しておけば肺炎予防に役立つという。
ワクチンで予防も可能
肺炎は多様な病原体が引き起こす。起炎菌として最も多いのが肺炎球菌で、市中肺炎の3割を占める。治療に抗生物質が使われるが、既存の抗生物質が効かない耐性菌も増えている。
肺炎球菌感染には予防ワクチンがある。
「全ての(100%の意味か?)肺炎を予防できるわけではないが、肺炎球菌の感染をかなり防ぎ、安心材料になる」
と木田所長。
65歳以上の肺炎球菌ワクチン摂取率は2007年の4%から今年(2011年か?)の18%まで増えた。それでも米国の61%よりまだ低い。一度接種すると効果は5年程度続く。
6000円~8000円の接種量の一部を公費助成する自治体は、全国で半数近い約800まで広がったが、西日本や北陸などで女性が少ない地域では摂取率は低い。木田所長は
「摂取率の地域格差が大きいのは問題だ。肺炎の発生は季節を問わないので、冬を待たずに早めの接種を勧めたい」
と話している。
新潟県内では14市町村が成人用の肺炎球菌予防接種に
「1人1回、上限3000円」
などの内容で公費助成を行っている。実施自治体は以下の通り(2012年時点)。
村上市 新発田市 五泉市 加茂市 燕市
見附市 魚沼市 糸魚川市 佐渡市
聖籠町 阿賀町 湯沢町 津南町 粟島浦村
以上 記事 (右は肺炎球菌の写真です)
**************
残念ですが当地 阿賀野市には助成がありません…
阿賀野市市会議員選挙たけなわですがどなたか、助成の件について前向きに検討していただけませんでしょうか、ねぇ?
なお、製薬会社が作った肺炎球菌ワクチンのページがありますので、参考までに載せておきます。 http://www.haienyobo.com/
肺炎球菌ワクチンを打った方がいいと思われる人 http://www.haienyobo.com/risk.html
風邪患者の来院が毎日多く来院されます。うがい・手洗いをお忘れなく、、またインフルエンザの
予防接種もお早めに。
高齢者の死因 第3位の肺炎(1位がん、2位心疾患)をワクチンで予防しようという記事が新聞に載っていました。
特に65歳以上のシニアの方にはお読みいただきたいと思いアップしました。
もし阿賀野市近隣にお住まいで、肺炎球菌ワクチンの接種をご希望の方がいらっしゃいましたら、うちだ内科医院 電話0250-61-2020 までお問い合わせ下さい。
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以下記事
肺炎死者 年12万5000人
日本での死因のうち、肺炎が約60年ぶりに3位になったことが、厚生労働省の人口動態統計(概数)でわかった。
昨年の全国の死者数はがんが1位、心疾患が2位。次いで肺炎は約12万5千人で、増加が著しく脳血管疾患を約900人上回った。。
肺炎は高齢者ほどかかりやすく重症化しやすい。
人口の高齢化で今後も肺炎の死亡が増え続けると予想されている。日本は1981年から1位となっているがん、心疾患、脳血管疾患の3大死因の時代から、それらに肺炎を加えた4大死因の時代に入った。
97%が65歳以上、高齢化で増加
肺炎になれば余分の医療費もかかる。予防が肝心だ。その方法を日本医大呼吸器ケアクリニックの木田厚瑞所長に聞いた。
肺炎は肺胞に炎症が起きるありふれた病気である。年代別の肺炎死者数は97%が65歳以上で、歳をとるほど肺炎の死亡率が急激に上がり、「高齢者の最大の敵」といえる。
年中発生、風邪軽く見ない
本田所長は指摘する。
「人は歳とともに気管支の防御能が低下する。高齢者は栄養状態も悪くなっており、息苦しさや胸痛をなかなか訴えてくれない。風邪くらいと軽く見ていると肺炎を起こし、急激に悪化する」
高齢者の死後の解剖では肺炎は4割にみられ、全体の2割は肺炎が死因になっているという。死因の1位、2位を占めるがんと心臓病の患者も末期になると体力が落ちて肺炎を併発しやすくなる。
口の中の細菌が気管支に流れ込む誤嚥性肺炎も要注意だ。
高齢者は咳をしても異物を外に出すことも十分に出来ない。
インフルエンザ流行時には肺炎も増える。このため、冬の病気と思いがちだが、肺炎による死亡は夏も冬の7~8割はあり、年中発症している。
本田所長は肺炎予防の6箇条と提言する。
まず挙げるのは、規則正しい健康的な生活だ。
食事をよく摂って栄養を確保し、寝不足を避ける。
たばこを吸うと風邪を引きやすい。禁煙は是非必要だ。
食べたものが肺に流れ込まないよう、誤嚥を防ぐのも欠かせない。よく歯磨きをして口の中を清潔にしておくことも肺炎の予防につながる。
喘息や糖尿病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの患者は持病をしっかり治療しておけば肺炎予防に役立つという。
ワクチンで予防も可能
肺炎は多様な病原体が引き起こす。起炎菌として最も多いのが肺炎球菌で、市中肺炎の3割を占める。治療に抗生物質が使われるが、既存の抗生物質が効かない耐性菌も増えている。
肺炎球菌感染には予防ワクチンがある。
「全ての(100%の意味か?)肺炎を予防できるわけではないが、肺炎球菌の感染をかなり防ぎ、安心材料になる」
と木田所長。
65歳以上の肺炎球菌ワクチン摂取率は2007年の4%から今年(2011年か?)の18%まで増えた。それでも米国の61%よりまだ低い。一度接種すると効果は5年程度続く。
6000円~8000円の接種量の一部を公費助成する自治体は、全国で半数近い約800まで広がったが、西日本や北陸などで女性が少ない地域では摂取率は低い。木田所長は
「摂取率の地域格差が大きいのは問題だ。肺炎の発生は季節を問わないので、冬を待たずに早めの接種を勧めたい」
と話している。
新潟県内では14市町村が成人用の肺炎球菌予防接種に
「1人1回、上限3000円」
などの内容で公費助成を行っている。実施自治体は以下の通り(2012年時点)。
村上市 新発田市 五泉市 加茂市 燕市
見附市 魚沼市 糸魚川市 佐渡市
聖籠町 阿賀町 湯沢町 津南町 粟島浦村
以上 記事 (右は肺炎球菌の写真です)
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残念ですが当地 阿賀野市には助成がありません…
阿賀野市市会議員選挙たけなわですがどなたか、助成の件について前向きに検討していただけませんでしょうか、ねぇ?
なお、製薬会社が作った肺炎球菌ワクチンのページがありますので、参考までに載せておきます。 http://www.haienyobo.com/
肺炎球菌ワクチンを打った方がいいと思われる人 http://www.haienyobo.com/risk.html
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