2014年8月18日月曜日

肝臓がんの予防に 抽出コーヒーの効用 1分で知る豆医学 朝日新聞 平成26年2月11日    2014年2月12日 記事

2月12日(水) 晴れ、厳寒

 新潟県村上市の平野歩夢くんが、ソチオリンピック スノーボード ハーフパイプで銀メダルを取るという快挙をなし遂げました。おめでとうございます。競技ではビルの4階の高さまでジャンプすると聞きましたが、全く怖くないのでしょうね、彼は。

 当地水原は今朝―7℃と厳寒でした。医院には連日インフルエンザA、Bの患者さんが大勢来院します。胃腸炎は以前より沈静化傾向のようですが油断できません。冬季に流行する感染症が猖獗(しょうけつ)を極めている、といっては大げさかもしれませんが、皆様ご注意ください。

 朝日新聞に、ドリップコーヒーで肝臓がんを予防できる?かもいれないという記事が載っていました。世はiPS細胞やSTAP細胞など、最先端の分子生物学分野での新発見が続いていますが、身近な食品で病気が予防出来たら、これも大発見ですね。

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肝臓② 抽出コーヒーの効用 1分で知る豆医学 朝日新聞 平成26年2月11日

 肝臓がんを防ぐかもしれない、と期待されている飲み物がある。フィルターを通して作ったドリップコーヒーだ。大阪市立大が昨年12月、それを示す研究結果を発表した。

 肝臓にがんができる主な原因は、肝炎ウイルスの感染。日本人ではC型肝炎が約8割を占める。その感染者は約200万人と推定されている。

 大阪市立大は、C型肝炎ウイルスによる慢性の肝炎や肝硬変の患者を対象に、肝機能を示す数値の変化とコーヒーを飲む頻度の関係を調べた。

 すると、ドリップコーヒーを毎日1杯以上飲んでいる人は、全く飲まなかった人と比べ異常だった数値が1年後によくなった人が多かった。

 「体内のウイルス量を減らす薬の副作用が出やすい人には、今のところ、ドリップコーヒーを飲む習慣がおすすめです」

 研究を担当した、河田則文教授はこう話す。

 コーヒー好きにはうれしい情報だろう。ただし、カフェイン抜きやインスタント、缶入りでは効果は見られなかったという理由はまだわかっていない。大阪市立大では、どんな物質が効いているのかさらに調べている。     (小宮山亮磨)

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