2014年8月10日日曜日

糖尿病患者、運動で死亡率低下 厚労省研究班 朝日新聞 平成25年2月25日(月)   2013年2月26日 記事


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2月26日(火) 晴れ

 寒い日です。通勤の際、路面が凍結していてあやうく追突しそうになりました。
 昨日の朝日新聞に ”運動の効用” が臨床研究で認められたことが載っていました。

 小生も気候が良くなったら、また定期的に犬と一緒に散歩をしなきゃ、と決意を新たにしました。

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糖尿病患者、運動で死亡率低下 厚生労働省研究班 (朝日新聞)
 
 生活習慣が主な原因で、日本人の糖尿病患者の9割以上を占める「2型」の患者のうち、運動習慣がある人は死亡率が低いことが、厚生労働省研究班の調査でわかった。

 運動は糖尿病の予防のため勧められてきたが、発病後でもメリットがあるらしいことを示す結果で、欧州の専門誌に発表する。

 研究班は国内の50~60歳台の患者約1700人に、日頃どれぐらい運動しているかをアンケートで尋ねる一方、8年間経過観察した。

 その結果、早歩きを1日に30分以上行うのに相当する運動習慣のあるグループは、ほとんど運動をしないグループに比べ死亡率が4割ほど低かった。脳卒中の発生率も同じ程度低くなった。

 運動により、血糖や血圧、コレステロール値などが改善されたのが原因とみられる。研究班の曽根博仁 新潟大教授は

 「運動は食事指導や投薬に比べると糖尿病治療ではあまり熱心に勧められてこなかった。患者の運動を支援することが必要

 と話している。

 2型糖尿病は、食べ過ぎや運動不足などにより、血糖値を下げるホルモン「インスリン」の分泌が減ったり、効きが悪くなったりすることが原因。進行すると失明や脳卒中、心臓病などを来す。厚生労働省の2007年の推計では、「強く疑われる人」が国内に 約890万人 いる。
                                              (森本未紀)

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