9月26日(水) 曇り
涼しくなったものの、いまいち疲れが抜けないとここのところ感じています。
夏真っ盛りの時にはひどい夏バテを感じなかったのになぁ…やっぱり歳かな?と思っていたのですが、朝日新聞に 「秋バテ」 の記事が載っていたので、アップしました。
(以下記事)
ようやく涼しくなってきたのに、夏バテの症状が続く人、いませんか。それ、ひょっとしたら
「秋バテ」かもしれません。
「体だるい」 「食欲ない」
東京都杉並区の永楽堂クリニック。このところ、患者の3割ほどが、「疲れがとれない」 「体がだるい」 「食欲がない」 と訴えるという。秋めいてきたのに、まるで夏バテのようだ。
下谷武志院長によると、患者の多くに共通するのが、夏場の冷房で体を冷やし、体調を崩したケースだ。熱帯夜が続いて熟睡できず、長く疲れが抜けない人も少なくない。
「5年ほど前から、気温が下がる秋口にも夏バテと似た症状の人が増えた。夏のあいだは平気でも、疲労は少しずつたまっていく」
今夏、東京では最高気温が35℃以上の猛暑日が6日、同30℃以上の真夏日が47日と、いずれも平年を上回った。
「9月に入っても厳しい残暑が続いたので、今年はさらに患者が増えるかも」
と危惧する。
冷やし過ぎ 不調の原因
こうした症状を「秋バテ」と名付け、警鐘を鳴らすのが東京女子医大付属青山自然医療研究所クリニックの川嶋朗所長だ。夏バテとどう違うのか。
夏バテは本来暑さで体力や食欲が低下することを指す。
一方で、夏に冷房に当たりすぎて、体温を調節する自律神経の働きが乱れ、秋になって顕在化するのが秋バテだ。
また、冷たいものの食べすぎで胃腸が冷え、血行が悪くなって疲れやだるさが悪化することも、秋バテの原因になると指摘する。
川嶋所長が代表を務める 「血めぐり研究会」 が6月に20歳代~40歳代の女性600人を対象に調べたところ、62%が昨年秋に身体の不調を感じたと回答。なかでも疲労や肩こり、だるさという症状に悩まされた人が5割を超えた。
体を温めて1日3食を
症状の悪化を防ぐにはどうしたらいいのか。川嶋所長は
「体を温めること」
を勧める。
日中はまだ暑くなるが、クーラーの冷やしすぎは厳禁。寝る前にぬるめの湯(38~40℃)にゆっくり入ったり、適度な運動で代謝を促したりすると効果的だ。
消化が活発になる昼食後は意識して温かいものを口にするのもよい。
食事面で気をつけることはあるのか。女子栄養大栄養クリニック(東京都豊島区)の管理栄養士、春日千加子さんは、食生活の改善を呼び掛けている。
「バランスよく、1日3食をきちんと食べること。規則正しい生活を送ることで新陳代謝がよくなれば、秋バテは改善できます」
夏に冷たいものを取りすぎて消化機能が落ちている人には、胃腸の粘膜を守るムチンが多く含まれているナメコやオクラ、納豆がおすすめだ。消化を助ける酵素(ジアスターゼ)の多い大根や山芋もいい。
汗をかくことで失われるビタミンも補給したい。なかでも豚肉やカツオ、マグロなどに多いビタミンB1は疲労回復につながる。B1の吸収を助けるアリシンを多く含むネギやニンニクと一緒に食べるとより効果的だ。
またカブやレンコン、ショウガなどの根菜類は体を温める。
「ビタミンB1の多い豚肉のしょうが焼にニンニクをすり下してかけるなど、ひと手間加えることで栄養価がぐっと上がります」 (羽賀和紀)
(以上)
夏真っ盛りの時にはひどい夏バテを感じなかったのになぁ…やっぱり歳かな?と思っていたのですが、朝日新聞に 「秋バテ」 の記事が載っていたので、アップしました。
(以下記事)
ようやく涼しくなってきたのに、夏バテの症状が続く人、いませんか。それ、ひょっとしたら
「秋バテ」かもしれません。
「体だるい」 「食欲ない」
東京都杉並区の永楽堂クリニック。このところ、患者の3割ほどが、「疲れがとれない」 「体がだるい」 「食欲がない」 と訴えるという。秋めいてきたのに、まるで夏バテのようだ。
下谷武志院長によると、患者の多くに共通するのが、夏場の冷房で体を冷やし、体調を崩したケースだ。熱帯夜が続いて熟睡できず、長く疲れが抜けない人も少なくない。
「5年ほど前から、気温が下がる秋口にも夏バテと似た症状の人が増えた。夏のあいだは平気でも、疲労は少しずつたまっていく」
今夏、東京では最高気温が35℃以上の猛暑日が6日、同30℃以上の真夏日が47日と、いずれも平年を上回った。
「9月に入っても厳しい残暑が続いたので、今年はさらに患者が増えるかも」
と危惧する。
冷やし過ぎ 不調の原因
こうした症状を「秋バテ」と名付け、警鐘を鳴らすのが東京女子医大付属青山自然医療研究所クリニックの川嶋朗所長だ。夏バテとどう違うのか。
夏バテは本来暑さで体力や食欲が低下することを指す。
一方で、夏に冷房に当たりすぎて、体温を調節する自律神経の働きが乱れ、秋になって顕在化するのが秋バテだ。
また、冷たいものの食べすぎで胃腸が冷え、血行が悪くなって疲れやだるさが悪化することも、秋バテの原因になると指摘する。
川嶋所長が代表を務める 「血めぐり研究会」 が6月に20歳代~40歳代の女性600人を対象に調べたところ、62%が昨年秋に身体の不調を感じたと回答。なかでも疲労や肩こり、だるさという症状に悩まされた人が5割を超えた。
体を温めて1日3食を
症状の悪化を防ぐにはどうしたらいいのか。川嶋所長は
「体を温めること」
を勧める。
日中はまだ暑くなるが、クーラーの冷やしすぎは厳禁。寝る前にぬるめの湯(38~40℃)にゆっくり入ったり、適度な運動で代謝を促したりすると効果的だ。
消化が活発になる昼食後は意識して温かいものを口にするのもよい。
食事面で気をつけることはあるのか。女子栄養大栄養クリニック(東京都豊島区)の管理栄養士、春日千加子さんは、食生活の改善を呼び掛けている。
「バランスよく、1日3食をきちんと食べること。規則正しい生活を送ることで新陳代謝がよくなれば、秋バテは改善できます」
夏に冷たいものを取りすぎて消化機能が落ちている人には、胃腸の粘膜を守るムチンが多く含まれているナメコやオクラ、納豆がおすすめだ。消化を助ける酵素(ジアスターゼ)の多い大根や山芋もいい。
汗をかくことで失われるビタミンも補給したい。なかでも豚肉やカツオ、マグロなどに多いビタミンB1は疲労回復につながる。B1の吸収を助けるアリシンを多く含むネギやニンニクと一緒に食べるとより効果的だ。
またカブやレンコン、ショウガなどの根菜類は体を温める。
「ビタミンB1の多い豚肉のしょうが焼にニンニクをすり下してかけるなど、ひと手間加えることで栄養価がぐっと上がります」 (羽賀和紀)
(以上)
0 件のコメント:
コメントを投稿