7月21日(土) 晴れ
関東甲信は梅雨が明けたと宣言されましたが、” 越 ”はどうなのでしょうか?
北陸に入れられているのか、中部地方なのか、はたまた東北地方なのか…新潟はいつもみそっかす扱いです。
近頃、当院に夏風邪で来院される方が多く、夏枯れとはいえ、1年目と違い開店休業にはなっていません。朝夕の寒暖差が激しいため、油断して寝冷えしたたという方が多く、また日中の高温で脱水気味になり症状が悪化した方もいらっしゃいます。寝る際の気温調整と、日中の熱中症ご注意ください。
熱中症の予防については 当ブログの 「熱中症」 カテゴリをご参考ください。
昨年5月にも 当ブログ記事に 「犬との散歩が健康維持に最適」という新聞記事の要約をのせましたが、今回、朝日新聞にも同様の記事が載っていましたので、アップしました。
今日からでも愛犬ココアとの散歩の際の参考にさせていただこうと思います。
***********************************
以下新聞記事
ペットとして根強い人気の犬は、日本で推計1193万6千頭が買われています(ペットフード協会)。 どんなことに気をつけると、人生のパートナーとして、より健康に一緒に過ごすことができるのでしょうか?
△ △ △
健康増進の効果が高いのではないかと、研究が進められている一つが 「犬の散歩」。一人で歩くよりもリラックスできるそうだ。
酪農学園大学(北海道)などの研究グル―プが、健康なお年寄りの男女13人(平均年齢 67.5歳)に 3日間、犬を連れて30分の散歩をしてもらい、リラックスした状態を示す副交感神経の活性値などを測定した。
一人で歩くよりは数値は倍近く上昇し、日を追うごとに増加した。
犬との散歩は、リラックスもできる一石二鳥の運動だ。
では、どのような散歩が効果的なのか。 麻生大学の太田光明教授は
「10分間で1000歩のペースで歩くと運動効果が上がるという米国の報告がある。犬の集中力は45分ほどなので、それ以内の時間で朝夕2回ほどがベスト」
と話す。「だらだら散歩」 よりも 「運動する」 と意識することが大事。
裏ワザは犬の 「おやつ」 を携帯すること。
犬に集中力がなくなり、寄り道など気が散漫な散歩になると、運動効果が下がる。犬の気が散っている時は、進行方向におやつを置いて集中力を戻してあげよう。
ただ、どんな犬でもうまくいくわけではない。飼い主に忠実に従う 「良好」 な関係のあることが前提。
そのためには食事や散歩前にイヌと目を合わせ 「座れ」 といった指示に従うように、飼い初めから毎日訓練することを太田教授は勧める。
「良好な関係」 があれば犬と触れ合うことによって、飼い主の側に 「オキシトシン」 というホルモンが出ることも注目されている。これは陣痛促進や母乳の分泌を促すホルモンで、母子など親しい関係の人に接する際に分泌される。
[※ 小生の疑問: 男性の場合も同様の効果があるのか??]
△ △ △
30分間、犬と触れ合った飼い主の尿中オキシトシン濃度を測定したところ、ふれあい前より55人中、13人でより活発に分泌されていた。この13人は、事前アンケートで犬との関係を「良好」と評価された人たちだった。太田教授は
「アイコンタクトなどで、人が犬をいとおしく思うことでホルモンが分泌され、ストレスの軽減や癒しなどにつながる」
と分析する。
ただ、一緒に楽しく過ごせる時間はそう長くない。犬の平均寿命は13年程度。失う悲しみにも向き合わなければならない。帝京科学大学の横山章光准教授は
「ペットに過度に依存すると、亡くした際にペットロス状態に陥り、罪悪感や抑うつ状態を強く起こすことがある」
と話す。ペットロスを研究する臨床心理士の中川真美さんは
「普段から犬とは一定の距離感を保ち、他に信頼できる人など日常の支えを作っておいてほしい」
という。
インフォメーション:
犬が与えてくれる癒しなどの健康効果については欧米で研究が進んでおり、病院への通院回数の減少や血圧の低下といった効果が報告されている。
日本でも精神病やうつ病の人への効果などが期待されている。
以下に示すペットフード協会のホームページには犬の飼育の効果やノウハウなどが紹介されている。
http://www.petfood.or.jp/
以上
北陸に入れられているのか、中部地方なのか、はたまた東北地方なのか…新潟はいつもみそっかす扱いです。
近頃、当院に夏風邪で来院される方が多く、夏枯れとはいえ、1年目と違い開店休業にはなっていません。朝夕の寒暖差が激しいため、油断して寝冷えしたたという方が多く、また日中の高温で脱水気味になり症状が悪化した方もいらっしゃいます。寝る際の気温調整と、日中の熱中症ご注意ください。
熱中症の予防については 当ブログの 「熱中症」 カテゴリをご参考ください。
昨年5月にも 当ブログ記事に 「犬との散歩が健康維持に最適」という新聞記事の要約をのせましたが、今回、朝日新聞にも同様の記事が載っていましたので、アップしました。
今日からでも愛犬ココアとの散歩の際の参考にさせていただこうと思います。
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以下新聞記事
ペットとして根強い人気の犬は、日本で推計1193万6千頭が買われています(ペットフード協会)。 どんなことに気をつけると、人生のパートナーとして、より健康に一緒に過ごすことができるのでしょうか?
△ △ △
健康増進の効果が高いのではないかと、研究が進められている一つが 「犬の散歩」。一人で歩くよりもリラックスできるそうだ。
酪農学園大学(北海道)などの研究グル―プが、健康なお年寄りの男女13人(平均年齢 67.5歳)に 3日間、犬を連れて30分の散歩をしてもらい、リラックスした状態を示す副交感神経の活性値などを測定した。
一人で歩くよりは数値は倍近く上昇し、日を追うごとに増加した。
犬との散歩は、リラックスもできる一石二鳥の運動だ。
では、どのような散歩が効果的なのか。 麻生大学の太田光明教授は
「10分間で1000歩のペースで歩くと運動効果が上がるという米国の報告がある。犬の集中力は45分ほどなので、それ以内の時間で朝夕2回ほどがベスト」
と話す。「だらだら散歩」 よりも 「運動する」 と意識することが大事。
裏ワザは犬の 「おやつ」 を携帯すること。
犬に集中力がなくなり、寄り道など気が散漫な散歩になると、運動効果が下がる。犬の気が散っている時は、進行方向におやつを置いて集中力を戻してあげよう。
ただ、どんな犬でもうまくいくわけではない。飼い主に忠実に従う 「良好」 な関係のあることが前提。
そのためには食事や散歩前にイヌと目を合わせ 「座れ」 といった指示に従うように、飼い初めから毎日訓練することを太田教授は勧める。
「良好な関係」 があれば犬と触れ合うことによって、飼い主の側に 「オキシトシン」 というホルモンが出ることも注目されている。これは陣痛促進や母乳の分泌を促すホルモンで、母子など親しい関係の人に接する際に分泌される。
[※ 小生の疑問: 男性の場合も同様の効果があるのか??]
△ △ △
30分間、犬と触れ合った飼い主の尿中オキシトシン濃度を測定したところ、ふれあい前より55人中、13人でより活発に分泌されていた。この13人は、事前アンケートで犬との関係を「良好」と評価された人たちだった。太田教授は
「アイコンタクトなどで、人が犬をいとおしく思うことでホルモンが分泌され、ストレスの軽減や癒しなどにつながる」
と分析する。
ただ、一緒に楽しく過ごせる時間はそう長くない。犬の平均寿命は13年程度。失う悲しみにも向き合わなければならない。帝京科学大学の横山章光准教授は
「ペットに過度に依存すると、亡くした際にペットロス状態に陥り、罪悪感や抑うつ状態を強く起こすことがある」
と話す。ペットロスを研究する臨床心理士の中川真美さんは
「普段から犬とは一定の距離感を保ち、他に信頼できる人など日常の支えを作っておいてほしい」
という。
インフォメーション:
犬が与えてくれる癒しなどの健康効果については欧米で研究が進んでおり、病院への通院回数の減少や血圧の低下といった効果が報告されている。
日本でも精神病やうつ病の人への効果などが期待されている。
以下に示すペットフード協会のホームページには犬の飼育の効果やノウハウなどが紹介されている。
http://www.petfood.or.jp/
以上
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