2014年8月3日日曜日

カヌー・リバーツーリングの聖典 「日本の川を旅する」 野田知佑  2012年7月26日 記事

7月26日(木) 曇

 朝から蒸し暑く、今日も脱水・熱中症に注意が必要です。

 夏バテ対策には血中のアルブミンというたんぱく質を増やすことが有効です。
 そのためには良質の蛋白質(牛乳、ヨーグルト、大豆製品など)を摂取した後に、朝夕30分くらいの散歩など、軽い運動を行うことが推奨されます(昨年放映された NHKのためしてガッテンクローズアップ現代の ”熱中症対策” の受け売りです。当ブログの ”熱中症” カテゴリに記事がありますのでご参考に願います)。

 本日は本の紹介です。 

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 普段アウトドアになじみのない方も、夏になると海水浴のほかにも、屋外でキャンプやバーベキューなどに興じる機会があるのではないでしょうか。

 小生は大学生の頃、キャンプしながらカヌーで川旅をしてみたい と熱望していた時期があり、カヌーの試乗会などにも行ったことがあります。

 しかし、実際にカヌーに乗るには、まず20万円位はするカヌーを購入する必要がある他、時間のやりくりのほかある程度練習しなければ命にかかわることや、川に行くまでの交通手段の問題などから、結局沙汰やみしてしまいました。残念 orz。
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 「カヌーで川旅したいなあ…」 
失意の中、繰り返して読んだのが 野田知佑 著 「日本の川を旅する」 (新潮文庫)です。

 大学で競技ボート部に属していた筆者が若いころ、カヌーで世界各地の川を旅して回り、その後帰国して日本の川旅をした際の紀行エッセイです。

 いま読み返すと、日本全国で公害問題たけなわだった最中の紀行文ですが、それでも現在の自然環境よりはましだったところが多いようです。

 ついでに小生の ”川ガキ” 時代のことも思い出しました。

 小生の小学生時代には、7月半ば~8月末までほぼ毎日川で遊んでいました。泳ぎは下手でもテトラポッドの周りにいるカジカやカニ、ウグイを獲っては楽しんでいました。

 子供達は年長の子から危険について教わり、あるときには実際危ない目に遭いながらも、大人に管理されずに遊んだものです。

 今ではその川は、周辺からの生活排水や産業排水が流れ込み、昔よりも水質は悪化してしまっているのではないか…そんな切ない気持ちになりました。

 水遊びは危険もありますが、夏の定番のレジャーです。皆さまも気をつけて海に川に繰り出してください。
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