2014年8月2日土曜日

”おまづりあんにゃ” 田舎祭りのはしご 2012年4月28日 記事

120428taue4月28日(土) 朝濃霧、快晴

 今朝は阿賀野川付近~京ヶ瀬に濃霧が発生し、昔読んだホラー小説の舞台のようになっていました。

 100m先が見えない霧の中を安全運転で出勤しました。

 また駐車場には雑草がはびこり、草取が朝の仕事になりました。

 3か月前は雪掻でヒーコラしていたのが、これからは雑草と電灯に集まる羽虫との戦いになります…

 当院の裏では、田打ちされた田んぼに水が張られ、連休中に行われる田植えの準備が着々と進んで、カエルの鳴き声も聞こえます。米どころの春の風物詩です。

在郷で生まれ育った小生はこの季節になると 各部落で行われていた お祭り を思い出します。

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 ほぼ40年前、田舎では四季それぞれに地域のお祭りがありました。

 観光客が押しかけるようなものではなく、せいぜい露店が10件でる程度でしたが、それでも地域の人々は楽しみにしていました。

 小学生でも自転車で10分~30分程度の距離に、春は○○部落、梅雨頃には○○部落…といった具合に年中小規模なお祭りがあり、雨や雪が降っても小生は毎年かならず通い、家族からは ”おまずりあんにゃ(お祭り兄ちゃん)” と言われたものです。
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 昼間、白っぽい日の光に照らされると、色褪せてしまったものだったり、お世辞にもおいしそうではないものもあったりしますが、今でも夜の露店で裸電球の飴色の光に照らされたおもちゃや、駄菓子は独特の誘惑を感じます。

 やはり、おもには”夜目・遠目・傘のうち”的な錯覚なのかもしれませんが、それだけではなく ”時代” の違いも無視できないと思います。

 現代には、デパートのほか、ショッピングモールやコンビニ、ゲームセンターなどがある上、インターネットが普及し、モノと情報、娯楽が当たり前のようにあふれてしまっていますが、それを直ちに幸せと感じられないような気がするのは小生だけでしょうか。

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