2014年8月17日日曜日

上手に体を温めるには(上) 朝日新聞平成25年11月9日(土) なっとくくらしスタイル   2013年11月9日 記事

11月9日(土) 晴れ

 風邪の患者さんが多く、しばらく忙しくて更新できませんでした。
 今年も朝、出勤すると頭上を白鳥が飛んでいく季節になりました。北海道では初雪も降ったとか。今年の冬は大雪でなければありがたいなぁ…。

 ★ 周辺の地域で早くもインフルエンザの患者が出ているようです。ワクチンの効果は限定的ですので、マスク・手洗い・うがいで予防を心がけましょう。

 もうすぐ50歳に手が届く小生ですが、ここ数年、冬の寒さが応えるようになってきました。
 30歳代の頃は 体が冷える という現象は、自分に縁が無いものと高をくくっていましたが、体の芯から冷える感覚をたびたび経験するようになりました。

 そんな時は迷わずカイロのお世話になるようにしています。今朝の新聞にカイロの効果的な使い方が載っていましたのでアップします。

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上手に体を温めるには(上) 部位別カイロ ツボを意識
朝日新聞平成25年11月9日(土) なっとく くらしスタイル

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 体を温めるアイテムの代表格・使い捨てカイロが、店頭に並ぶ季節になった。賢く使えば効果も倍増。カイロメーカーのマイコール(栃木県)の高山勇さんに使い方や裏技を聞いた。

 体が冷える時、なんとなく腰と背中に当てがちだが、意識すると良いツボが二つあるという
 おへそから指2本分下になる 「気海きかい」 と、頚の後ろの骨が出っぱっている部分のすぐ下にある 「大椎だいつい」 だ右図参照)。

 さっそく気海に貼ってみたところ、確かにおなかだけでなく首から背中にかけても温かくなった気がした。 しかし、大椎に貼るとさすがに目立つ。

 「社員はマフラーやスカーフに貼って見えないようにしています」

と高山さん。他にも、太ももを温めたい時に膝掛けの内側に貼って「即席こたつ」にしたり、座布団に貼っておしりを温めたりと様々なアイデアがある。

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 つま先や足首は特に冷えを感じやすい。マイコール社のアンケートでも、冷えを感じる部位の上位5カ所のうち、3つが足関係だった。

 そんなときに活躍するのが、靴下に貼るタイプや、靴の中敷きとして入れるカイロだが、これらを使う時は袋の注意書きに必ず目を通すこと!

 カイロの発熱には、空気中の酸素が必要だが、靴の中は空気が入りにくくこれらのカイロは体用のものとは違う設計になっており、

 「温度が低いからといって服に貼ると、空気を取り込みすぎて熱くなります」

 スリッパやサンダルで使ったり、つま先用のものが土踏まずにずれたりしただけでも、急激に熱くなることがあるという。

 最近は足の甲に貼るタイプや、ストッキングの上からでも貼れる商品もある。足首に巻けるような曲げやすいものもある。メーカーや商品によって使える部位は違うので、きちんと確認しよう。
 ところで

 「寒いのは通勤中だけだから、使うのはもったいない」

と使用をためらっている人もいるのでは?そんな人向けに、発熱を一旦抑える方法がある。

 途中まで使ったカイロをジッパー付きの袋に入れ、空気に触れにくくするのだ。再び使う時は、袋から出すだけ。開封後ほどの温度にはなり難く、貼るタイプの粘着力は落ちるものの、その日のうちなら温かさは感じられる。

 また、カイロいえば、「もむ」イメージがあるが、これは原料が混ざっていなかった昔のカイロの話。今は袋から出すだけで温かくなるので、もむ必要は無い。 (中林加南子)

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