2014年8月7日木曜日

中高年襲うタバコ病 呼吸③ 1分で知る豆医学 朝日新聞 平成24年12月11日(火)   2012年12月11日 記事

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 今年初めてまとまった雪の降った週末、高校の同期会に参加してきました。

 集まった善男善女は20人余り、30年ぶりにお会いする人もいてしばし昔話に花を咲かせてきました。

 齢四十を超えると、話題は体のことが多くなっていました。即席の健康相談を受けて、過度の飲酒、喫煙習慣は病気の元、と話していた小生も翌朝はしっかり二日酔いでした(^_^;)。

 朝日新聞の健康連載 豆医学シリーズ喫煙についての巻です。

 当ブログでも喫煙の害について掲載してありますので、あわせて一度ご覧下さい(下記URLをご参照ください)。

 また当科では禁煙外来も行っておりますので、禁煙の意思は固まったけれど、一人では不安だ、という方は、0250-61-2020 うちだ内科医院 までお問い合わせ下さい

当ブログ 2011年5月 記事 [目で見る 喫煙の害] http://utida-naika.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/05/post_4eaf.html

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中高年襲うタバコ病 呼吸③ 1分で知る豆医学

 大学時代、たばこを吸っていた。なんとなく格好いい、という「ファッション」感覚。就職後体調を崩したのを機にやめた。

 たばこが原因となる病気に、COPD (Chronic Obstructive Pulmonary Disease: 慢性閉塞性肺疾患) がある。肺などに炎症がおきて呼吸困難になる。原因の9割は喫煙で別名 「たばこ病」。

 2001年に発表された国内の40歳以上の男女約2300人を対象にした調査では、「喫煙中」 「過去に喫煙していた」 と回答した人の有病率は、約12%だったのに対し、「喫煙歴なし」 の人は7.4%。受動喫煙も原因の一つだという。

 結核予防会複十字病院(東京都)の工藤翔二院長によると、人は1日10,000リットルもの空気を吸う。

「たかが空気」 というなかれ、と工藤さん。

吸うなら可能な限りきれいな空気を。様々な有害物質を含んだ煙草の煙は論外という。

 COPDの死亡率は、たばこの消費量が増えてから20~30年後に上がり始めた。

 COPDを早期に見つける手段に 「肺年齢」 がある。息を吐く力を測定し、実年齢より10歳以上高いとリスクがあるという。心配になって受けてみた結果、実年齢と一緒で、少しほっとした。                      (武田耕太)

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