2014年8月6日水曜日

予防接種④ 「痛くない」 研究中 1分で知る豆医学 朝日新聞 平成24年11月20日(火)    2012年11月20日 記事

11月20日(火) 曇り

 上越でノロウイルスの集団感染が発生したというニュースが先日ありました。他にも新潟県内で、RSウイルス感染やマイコプラズマ気管支炎、インフルエンザの散発性発生も報告されています。

 当ブログをご覧の皆様におかれましては、外出時のマスク装着、帰宅時のうがい・手洗いを忘れずに励行してくださいますよう、お願いいたします。

 ここの所、本業が忙しいのと興味深い記事が新聞に多いことから、オリジナルの記事が少なくて申し訳ございません。鋭意製作中の記事を、時期を見てアップいたします…
 さて、朝日新聞連載中の予防接種の記事をアップしました。

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予防接種④ 「痛くない」 研究中 1分で知る豆医学

 子供の頃、予防接種の注射が痛かった。いつも針から目をそむけ涙をこらえていた。

 予防接種では、直径0.5mm前後の注射針がよく使われる。採血で使われる針の3分の2程度の細さだという。

 人の皮膚には 1平方センチあたり 100~200個の 痛みを感じる痛点がある。細い針なら痛点を避けやすい。しかし針が細ければ、ワクチンの注入に時間がかかり、痛みを長時間感じる欠点もあるそうだ。

 注射のほかワクチンを塗ったシールを皮膚に張り付けて体内に取り込む方法や、鼻孔にワクチンを噴霧する方法の研究も進んでいる。

 「食べるワクチン」 の研究も盛んだ。

 筑波大は、遺伝子組み換え技術を使って、インフルエンザワクチン入りのミニトマトを開発中だ。腸まで消化されないたんぱく質の殻入りのワクチンをトマトの実の中に作らせる。見た目は普通のミニトマトだ。

 研究している小野道之准教授は語る。

 「副作用の問題もあり、まだ人に試す段階ではない。ワクチン入りの食品はまだ誰も成功していません」

 今後に期待したい。         (森本未紀)

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