2014年8月10日日曜日

どうする?こどもの睡眠 早起きがリズム整える 朝の光と食事が肝心 朝日新聞 平成25年4月6日(土) 教育面   2013年4月9日 記事

4月9日(火)  晴れ

 昨日までの春の嵐とはうってかわって本日は晴天なり。花粉の大量飛散も予想されています。花粉症の方はご注意を。

 ”爆弾低気圧”のせいで週末はあいにくのお天気でしたが、当院には目立った被害がなかっただけでもまあ良しとせざるを得ません。雨が降って花粉の飛散が抑えられたという点では、花粉症の方には悪くなかったのではないでしょうか。

 春眠暁を覚えず の候ですが、新聞に 
「早起きすることで体調を整え、健康にすごそう」 
という主旨の記事が載っており、まずは 早起きすることが早寝につながる という事がわかりました。

 主に子供の睡眠について書かれていましたが、休日にダラダラ昼まで寝ているのはもってのほか、ということも納得出来ました。
 休日の寝坊、わかっちゃいるけどやめられない かもしれませんが、とりあえず小生も努力して早起きしてみようと思います。

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以下記事

どうする?こどもの睡眠 早起きがリズム整える 朝の光と食事が肝心 

 夜遅くまでテレビを見たり、布団の中で携帯電話を使ってメールしたり。春休みのあいだに、子供の生活が不規則になってはいないでしょうか。新学期から、睡眠リズムを見直してみませんか。

 「睡眠は、体の成長や脳の発達、心の安定に大きくかかわっている」 

久留米大学医学部の内村直尚教授は、睡眠の大切さを強調する。

 「深い眠りによって成長ホルモンが出て、身長が伸びたり体力がついたりするほか、脳の認知機能が上がって学習に良い影響を与える、免疫が働くようになって病菌かかりにくくなるなど、様々な効果があります」

 新陳代謝を促す役割もあり 「寝不足は肥満につながりやすい」 とも話す。

 ベネッセ次世代育成研究所の調査(2010年)によると、午後10時以降に寝る1歳半~6歳(就学前)は約24%で、10年前の39%に比べ減っている。夜間の平均睡眠時間は約10時間だが、保育園児では9時間台と少なくなっている。

 内村教授は、就寝時間が遅い理由として、 
①父親の帰宅が遅い 
②保育園での昼寝の時間が長い 
③夕食の時間が遅くなっている     を挙げる。 

「子供は親の生活リズムに影響される。親が適切な睡眠時間を知って、近づける努力をしてほしい」

 睡眠は、浅い眠りの 「レム睡眠」 と 深い眠りの 「ノンレム睡眠」 を繰り返す。最も深いノンレム睡眠が現れるのは、午後10時から午前3時ころまでの間だという。
                               下の図はクリックすると拡大します
130406_asahi_nemuri ではどうすれば 「早寝早起き」 できるのか。 内村教授は

 「早く寝ると早く起きられるわけではなく、早起きが早寝につながる」

 と話す。

 子供は起きてから14時間後、大人は16時間後ぐらいに自然に眠たくなるようになっている。このため、休日の朝に遅くまで寝ていると、その日の夜は早く寝ることができず、翌日以降の睡眠リズムが乱れてしまう。

 重要なのは、なるべく決まった時刻に起きること。朝は必ず日光を浴びて、一定の時刻に朝食をとる。

 できるだけ午前中のうちに、他の子供と遊ぶことも大切だ。母子だけで過ごしていると,社会的なリズムができにくい。保育園や幼稚園へもできるだけ毎日同じ時刻に登園したい。

 就学前の昼寝は1時間ぐらいが適切だ。夜に眠れなくなってしまうため、夕方は昼寝をしないよう注意する。夕飯も規則正しく、寝る時刻の2時間前までにとりたい。寝る直前に食事をすると、眠りにくくなってしまう。カフェインの入った飲料は避けよう。

 部屋の明るさにも工夫が必要だ。寝室の照明についてパナソニックは,明るい白色の照明を避け、温かみのある間接照明を使うよう勧める。照明器具は壁や床に当て、直接目に当てないようにしたい。

 睡眠の乱れは病気にもつながる。内村教授は 

 「子供や高齢者は生体時計を調節する機能が弱く、睡眠のリズムがいったん崩れると元に戻りにくい」 

と指摘する。例えば子供の時差ボケがなかなかな治らないのはそのためだという。

 「乱れたリズムが固定してしまい、元の戻せないまま不登校につながるケースもあるので、注意してほしい」 
と呼びかけている。     (杉原里美)      記事以上  

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