2014年8月11日月曜日

噛む ② 食欲を抑える働きも 1分で知る豆医学 医療 朝日新聞平成25年6月4日(火)   2013年6月4日 記事

6月4日(火) 晴れ

 よく晴れた気持ちのいい朝です。これからしばらくは風邪が一段落しそうです。でも吐き下しの患者さんが目立ちます。ご家族、それも子供さんや高齢者に吐き下しの症状が見られたときは、早めの医療機関受診をお勧めします。

 秋田県でツツガムシ病の死亡が出たというニュースがありました。当地も歴史的にツツガムシ病の流行地域でしたので、カゼ?と思う症例にも注意が必要! と 自戒しています…。

 さて新聞記事、「噛む」 の続きです。

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噛む ② 食欲を抑える働きも 1分で知る豆医学 医療 朝日新聞平成25年6月4日(火)

 早食いをしていると肥満になりやすいというのはほぼ定説になった。

 主な理由の一つは、たくさん食べたという情報が脳に届くまでに時間がかかり、その間に食べ過ぎてしまうということ。

 もう一つの理由は、噛むことと関係している。

 大分医科大名誉教授の坂田利家さんによれば、食べ物を噛むと、その情報は歯の根元から脳の咀嚼中枢に伝わる。それがもとで神経ヒスタミンという物質がたくさんできる。

 ヒスタミンは満腹中枢に働きかけて食欲を抑えるほか、体に熱を出させたり、内臓脂肪を分解したりする作用があるという

 確かに仕事中におなかがすいても食事する時間のないとき、ガムを噛んでしのいでいると食欲が落ち着く感じがする。

 「硬めの食べ物をよくとる女性はウエストが細め」

 国立健康・栄養研究所などのチームは6年前、そんな結果を報告した。女子大生約450人を調べた結果だ。

 噛むだけで腹がへこむのでは? と考えたくなるが、、実はこうした女性たちの食事パターンは脂肪の摂取が少なめで、食物繊維が多めだった

 よく噛むだけではなく、何を食べるかも大切なのだった。  (田村建二)

当ブログ関連記事: 

2013年5月 噛む① 弥生人は今の数倍 1分で知る豆医学 朝日新聞平成25年5月28日(火) http://utida-naika.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/05/post_f618.html

2011年6月: ダイエット 6月9日のNHKためしてガッテン: 一口30回噛んで脳内ヒスタミンを増やす → 満腹中枢が刺激され食欲がストップ!http://utida-naika.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/06/69nhk30_0067.html

2011年9月: ダイエットの基本は一口30回噛んで食べること = NHKためしてガッテン(6月8日放送) 再掲:医学が認めた!食欲をコントロールできる技http://utida-naika.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/09/30nhk68_05e3.html

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