
当地でも桜が満開となりましたが、おととい・昨日の強風で花が散り始め、もののあはれが感じられます(写真は先日天朝山のもの)。
先日、ブログを渉猟していたところ、脳神経外科医を志した先輩が、その道の権威としてご活躍中でした。
大学時代、部活の大会で知り合った他大学の方ですが、その頃から人気がありスマートで多趣味で、かつ気遣いも忘れないという、まるで ”若大将” のようでした。
その方は高橋浩一先生といい、東京 港区赤坂の山王病院脳神経外科にお勤めです。
懐かしくなって勝手にメールを送りつけたところ、覚えていてくださり著書も頂きました(ベースボールマガジン社 スポーツ選手のためのケガに打ち克つメンタルトレーニング 図参照)。
臨床の第一線で働きながら、学会発表もこなして、かつボクシング協会のコミッションドクターであり、多忙の傍らバンド活動もされているとは…相変わらず多方面で精力的に活動していらっしゃる様子には脱帽しました。以下がそのブログのURLです。http://www.takahashik.com/blog/index.html
高橋先生は、脳脊髄液減少症という病気の日本屈指の専門家で、現在保険治療が適応になっていないその病気を厚労省に働きかけて、誰もが適正な価格で治療をうけられるように尽力されておられます。

交通事故後の頭痛が続く、といった訴えは内科外来でも少なからず遭遇するものですが、その中には ”ブラッドパッチ” という治療法で治るものもあるとすると、この脳脊髄液減少症は開業医としても知っておくべき疾患の一つと考えます。
(下記に疾患の説明図を掲載しました: 平成23年7月7日読売新聞夕刊より)
高橋先生のますますのご活躍を祈念いたしております。

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