2014年8月3日日曜日

方言11 かっつぁばぐ   2012年6月18日 記事

20120617092549 6月18日(月) 曇

 一昨日は大学医局の同門会があり、同期の連中と旧交を温めました。

 みんないい歳になって、昔話を懐かしむようになってきています。酒が進むにつれて、医局時代のいろいろな珍事件を思いだし、久しぶりに腹を抱えて涙を流し、爆笑してきました。

 昨日は地域の野菜の直売店に行ってきました。あちこち広範囲に回って、優良食材ゲットだぜ、ってな感じでした。

 五泉市(旧村松町)の蛭野の野菜は新鮮でおいしくて安いので、ここ10年近く直売所に通っています。
 キャベツ、白菜もおいしいのですが、根菜類、なかでも里芋や大根がお店で買う物に比べ、同じ野菜か?と思うほど良質で、野菜嫌いの家族も蛭野の野菜はぱくぱく食べています。

 地元では有名な村杉(旧笹神)の川上とうふ店にも寄って、とうふを買っておからをいただいてきました。ここの豆腐も評判通り美味でしたし、おから料理も大豆の風味が残っていて売っている惣菜などとは別物でした。
 北区(旧・豊栄市)のトマトは値段が手頃で品質が良く、我が家の食卓には欠かせません。いっぱい食べてトマトに含まれるリコピンの抗酸化作用で体組織の 若返り を狙っています。

本日は方言 かっつぁばぐ について。”くっつまぐ” ときたら ”かっつぁばぐ” が対になるのでは?ということで取り上げてみました。

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 東北地方では かっつぁぐ とか かっちゃぐ などというようですが、「引っ掻く」 という意味の かっつぁばぐ という言葉が小生の田舎では使われていました。

 犬は 「くっつまぐ」 し、猫は 「かっつぁばぐ」。

 使い方としてはやはり受け身の 「かっつぁばがった(引っ掻かれた)」というのが多かったようです。

 時代劇で、侍が責任を取って切腹する際 「お詫びにこの腹 かっさばいて…」 などというセリフがあったと記憶していますが、在郷で腹を ”かっつぁばい” ても死ぬことはありません。

 時間とともに意味が少し変わってしまったのかなと思います。写真は下記から引用させていただきました。 http://kotoneko.xsrv.jp/51/post_14.html
120618kattsabagu

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