
当地は穏やかな朝を迎えました。
昨日の日曜日は快晴で暖かくみなさまも楽しく過ごされたことと思います。
昨日は少し早起きしてココアと海岸を散歩してみました。
3歳にして始めて海のニオイをかいだ彼女は、興奮しっぱなしでした。


砂浜では海から上がったばかりの漁師さんや大、学生がヨットを海に出すところに出くわしました。写真は漁師さんに見せてもらった 「クチボソガレイ」 と 学生さんとヨットの風景です。
これからの季節、かっこイイなあ、マリンスポーツは。
また昨日は久しぶりに大学のバドミントン部をお邪魔して親子ほど年の違う学生さんとゲームをしたら、体中の筋肉がきしんで、ロボットのようにしか動けない状態です。
歳をとってからの筋肉痛は明日以降がピークになると予想されるので、ちょっとユウウツです。
さて、今回はお気に入りの音楽のお話です。
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洋楽全盛時代が小生の中高生時代にモロ重なっていました。
ですので、その後のラップ中心の洋楽シーンにはついて行けていません。もうジジイです…。
70~80年代の洋楽を語る際、ビリー・ジョエルはその中心といっても過言ではありますまい(独断でスミマセン)。
さびしげな口笛で始まる 『ストレンジャー』 や 『ピアノマン』 などヒット曲を多数持つ彼ですが、小生の一推しは 『オネスティ)』 でした。
日本語では 誠実さ という事になるこの歌は、うわべだけの付き合いや嘘にまみれた人間関係に疲れたときに、心から信頼できる誠実な人、つまりあなたがいてくれないと困る…といった内容だったと思います(非常に大掴みに意訳しました)。

娑婆でも全くその通り、誰でもほかの人に求めたいのはまず誠実さですよね。
でもこれって非常にわがままなことかもしれない、と歳をとって思うようになりました。こう言ってしまっては身も蓋もありませんが、
他人に誠実さを求める前に、まず自分が他の人に常に誠実であるか自問が必要なのではないでしょうか。
まあ、かく申す小生も誠実であろうと努力することは多いのですが、その結果はどうかと問われると非常に心元ありませんが。
良い歌に感動することは人間の心のあり方の根本から言えば、とても大切だと思いますが、久しぶりに 「オネスティ」 を聞きながら、知らないうちに感動的なメロディと美辞麗句に酔わされてしまうのもいかがなものか、等と少々ひねくれた感想を持つようになってしまいました。
歳をとって余計な知識と経験が邪魔をして、素直な感性がなくなることを、
文豪 開高健 氏は 「知恵の悲しみ」
と表現しました。言い得て妙、まさにその通り。
ビリージョエルのベスト盤CDを聞きながら、中高生時代の純粋(バカと読む)だった頃をしばし懐かしむ小生です。
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