健康の貯金： 散歩について 2011年5月1日記事

　桜は散りましたが、水原はまだ肌寒い日々もあり寒暖の差が大きい日が続いています。
そのためか、来院する患者さんにも風邪症状の方が多く見受けられます。言い古されていますが、予防はマスクの装着、帰宅後の手洗い、うがいを欠かさないことです。皆様もご注意ねがいます。

　今回は生活習慣病予防を目的とした運動についてお話させていただきます。

　４０歳を過ぎたら老後の蓄えを、金銭面だけではなく健康面についても始める。これを小生は「健康の貯金」と言っていますが、みなさま健康を貯金していらっしゃいますか？

　もし定期的な運動習慣の無い方がもしこのブログをご覧になっていたら、いかがでしょうか、運動不足の解消に散歩してみては？

　若い頃はハードなスポーツをやってスリムだった。でも運動不足で体重が10kg増えた。それに今度管理職になって仕事が忙しくて運動なんて無理…　　　　

　パートと家事で疲れちゃって、休日一文の得にもならない運動するより家で体を休めていたい…
運動したほうがいいのは分かっているけど、かといってジョギングやプールに通うのも億劫だし…
などなど、運動不足を気にしながらも、なかなか実行に移せない方々も多いと思います。

　そんな方々に提案です。
　季節も春になりましたし、天気のよい早朝を選んでまずは町内を一周する散歩から始めてみませんか？

　一日３０分くらいの散歩では、ダイエットはできないかもしれませんが、いわゆるメタボに対して有酸素運動は体内環境の改善に働いて、生活習慣病の主たる脂質異常症や脂肪肝、高血糖には有効です。

　あまり真面目に考えずまず始めてみて、散歩に行けそうな朝だけちょっと早起きして30分、歩いてみませんか？

　散歩歴１０年の小生からの提言でした（ちなみに小生、検診での異常項目は単純性肥満、つまりデブのみ(^_^;)）。